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納骨の方法

自由葬、特に無宗教での葬儀を考えている人は、注意しなければならないことがあります。

まず、実際のトラブル事例を紹介しましょう。

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無宗教葬をあげると納骨できない?

◆関東地方在住の山田さん(仮名/52歳)のケース
山田さんは、父親の武さん(仮名/享年88)が亡くなった際、武さんが生前よく口にしていた言葉を思い出しました。

「俺が死んだら、坊さんにお経をあげてもらう仏式の葬式は嫌だ。戒名もいらん。俗名のままでいい。だから、無宗教で葬式をやってくれ」。

そこで山田さんは、遺志を尊重して父が好きだった音楽(演歌)を会場に流して献花をする、音楽葬形式の「お別れ会」スタイルで無宗教葬を済ませました。

つつがなく葬儀は終わり、後日、山田さんは先祖代々のお墓がある菩提寺に父親の遺骨の納骨をお願いしたところ、なんと拒否されてしまったのです。

檀家と菩提寺にはルールがある

無宗教葬をあげる場合、宗旨・宗派不問の公営墓地や民営墓地などに納骨を予定しているので、あればまったく問題はありません。

ただ、山田さんのように先祖代々のお墓がお寺にあるからには、菩提寺と檀家との間に守らなければならないルールが存在します。

このケースは、菩提寺から「戒名をもらわなければ納骨できない」というルールのもと、納骨できなかったわけです。檀家であるにもかかわらず、菩提寺に知らせることなく勝手に葬儀を済ませ、戒名もいらない。だけど、遺骨だけはお墓に入れてほしい…では、納骨を拒否されてもやむをえないのです。

そのため、山田さんは菩提寺に連絡が遅れた事情を説明し、きちんとお詫びをしたうえで、改めて宗教儀礼を執りおこなうことで柔軟に対応してもらうことができました。

もし、菩提寺が態度を軟化しなかった場合は、公営・民営墓地を探して納骨しなければなりませんでした。

こうしたトラブルを避けるためにも、どこに納骨するかを前もって考え、そして決めておかなければなりません。菩提寺があって、なおかつ無宗教で葬儀をあげたい場合は、事前に菩提寺とよく話し合うことが大事です。もちろん、納骨先が菩提寺ではなく、公営墓地や宗教不問の民間墓地であれば問題ありません。

私の依頼した「葬儀24ドットコム」のように、菩提寺への対応のアドバイスをしている葬儀業者もいますので、一度相談してみるといいでしょう。

 
自由葬で見送るための葬儀ガイド